2015年10月28日水曜日

偶数種の本能的な嗅ぎつけ、について3






偶数種の本能的な嗅ぎつけ~六趣



 

六種は、こちらが困るような「行動」を取ります。

こちらが嫌がる、参ったなというような振る舞いをするのです。

六種の場合、どう対応するかとか言う前に、こちらに反応をさせます。

つまりは、体を押さえ込むとか、

前からとか後ろから抱きすくめたり、庇ったりしないとならないのです。

スキンシップというか、肉体と肉体のぶつかり合いというか

強い圧迫というか、束縛というか、、

そういう「行動」をこちらに取らせます。

まるで、普段ありえないような青春ドラマや漫画の中でしかない

ような強いキヅナを求めるのです。

 

躊躇してたりすると、さらに過激な行動を取り始めます。

何としても、体を張って押さえ込まないとならないのです。

六種というのは、まだそれほど体癖的偏り度合いが激しくない時は

引きこもったり、暗い顔をして何を考えているのか分からないような

ボオッとした感じで、何度もなんども声かけしたりさせて、

こちらの関心を誘うだけですが、この時に抱きすくめたりしても

あまり、向こう側に行ってしまった六種をこちらの世界に引き戻す

ことはできません。

そういう時は、何度もなんども

暗い穴底に向かって呼びかけているしかないのです。

この時に、あまりに深くスキンシップを取るとこちらも同じように

深い穴に引きづり込まれます。

堕落的で厭世的で、自棄的で破滅的なな世界に連れ込まれます。

ですから、この段階ではおーい、オーイと姿のない暗い穴に向かって

呼びかけ続けることくらいしかできないのです。














 

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